薬用石鹸と普通の石鹸の違い

前回はウイルス感染予防の手洗いには、
「液体石鹸と固形石鹸のどちらが良いのか?」
という話をしましたが、
今回は、
「薬用石鹸と普通の石鹸ではどちらが良いのか?」
ということについてお話しします


石鹸には「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」上、
化粧品に分類される「石鹸」と医薬部外品に分類される「薬用石鹸」に分かれます。


そして、薬用石鹸と呼ばれるものには、肌の殺菌消毒を目的にしたものと、
肌荒れの防止を目的にしたものの2通りがあります。


医薬部外品とは医薬品と化粧品の中間的な分類で、
医薬品よりは緩和だが人体に何らかの改善効果をもたらすものです。

簡単に言うと、医薬品ではないけれど、
ある程度の効能が認められる有効成分が配合された製品です。

そのため、薬用石鹸には有効成分が配合されています

肌の殺菌消毒を目的にしたものにはベンザルコニウム塩やトリクロサンなどが殺菌剤として配合されています。
また、肌荒れ防止を目的としたものには、消炎剤や保湿剤などが加えられています。


ウイルス感染予防の薬用石鹸は、もちろん前者が適しているのは言うまでもありませんよね ( *゚д゚)( *。_。)ウンウン



薬用石鹸には殺菌剤が配合されていますが、
肌の汚れや雑菌、ウイルスなどを洗い流すだけなら普通の石鹸でも十分に効果があります



石鹸で適切に手や器物を洗うと、
付着していた汚れや雑菌、ウイルスなどの大半が洗い流され取り除かれます。

某研究所の実験によると、手を洗った場合に、
普通の石鹸では95%、殺菌効果を謳った薬用石鹸では98%の除菌効果があったそうです

ですので、1日3回程度の手洗いでは、
薬用石鹸と普通の石鹸に大きな効果の違いは出ないそうです。


逆に、薬用石鹸を使っても短時間洗っただけでは、
皮膚の常在菌(皮膚に常に存在する細菌)はほとんど減らないそうです

汚れやウイルスを落として手を清潔に保つという目的であれば、
薬用のあるもので洗うかどうかよりも、
しっかりとした洗い方に気を配る方が効果的なのです







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