皮脂膜とは

先日当ブログで
「夏の髪の毛や頭皮のトラブルの原因は、
 主に紫外線、汗、皮脂の3つです。」
と言いました。
紫外線についてはすでにお話し済みなので、
今回からは汗と皮脂による髪の毛や頭皮のトラブルについてお話していきます


夏は、頭皮のベタつきやニオイ、かゆみなどのトラブルが出やすい季節ですが、
その原因は主に汗と皮脂に関係しています。
今回はまず、その汗と皮脂に関係した皮脂膜についてお話しします。


皮膚は外界と身体の境界として皮脂膜を作り、水分の喪失や透過を防ぎ、
紫外線・微生物・化学物質・異物などの侵入や物理的衝撃などから身体を守っています。

皮脂膜は皮脂腺から分泌された皮脂(トリグリセリド、スクワラン、遊離脂肪酸など)を主体として、
汗腺から分泌された汗、皮膚表面の角質成分の分解物などが混ざり合った、
ph4.5~6の弱酸性を示す乳化物で、「天然のクリーム」などと呼ばれています。



皮脂膜の最も重要な役割は、以下の働きです。

肌の水分の蒸発を防ぐことで乾燥肌を予防する。
肌の柔軟性を保ち、肌をなめらかにして肌ツヤを出す。
角質層の剥離を防いで肌荒れを予防する。
細菌や雑菌、有害物質の侵入を防御する。
熱(暑さ)や寒さからお肌を守る。
皮膚常在菌の生育を助ける。
表皮を弱酸性(pH 4.5~6)に保つ。


このように、皮脂膜は肌の保湿や保護機能を担って、
肌トラブル全般を防ぐ役割をしているのです。


皮脂の分泌量は年齢とともに減少してしまうので、
加齢により皮脂膜の量も少なくなってしまいます。

年齢が同じなら男性の皮脂分泌量が多いので、
皮脂膜は男性の方が多い傾向にあります。

また、皮脂や汗の分泌量は季節によって変わります。
基本的には、温度が上がれば皮脂や汗の分泌量が増え、温度が下がれば 減ります。
ですから、春から夏にかけては皮脂膜も十分できますが、
秋から冬にかけては皮脂膜が不足することが多くなります。


皮脂膜は肌の保護や水分保持のためにとても重要なのですが、
時間の経過とともに酸 化・変質し、肌に対してマイナスの影響を与え、
肌トラブルの原因になります

また、皮脂の分泌量が少なすぎると、
肌の水分保持機能が弱くなって乾燥してしまったり、
肌がアルカリ性に傾いて雑菌などの刺激に弱くなったりしてしまいます。

逆に皮脂の分泌量が多すぎると、
肌のベタつきやテカリ、ニキビなどの肌トラブルに繋がってしまいます。





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