理容店の立ち位置

一昨日のお話なのですが・・・

多摩区麻生区の毛髪ケア専修士の認定を受けている理容師仲間で、
毎月1回、講習会や勉強会を開いているのですが、
先月、今月と日本大学の「ミクロ経済学」の先生をお呼びして、
みんなで理容業界の現状とその対策について色々とお勉強しました


参考までに言いますと、
「ミクロ経済学」とは、
国家や国民、市場といった大きな視点から経済のメカニズムを研究する「マクロ経済学」に対して、
個人や企業などの個別的な経済活動から市場のメカニズムと景況を分析する経済学のことです


つまり・・・

個人経営の事業主が多い理容店が、
「市場においてどのような存在で、どのような戦略を行っていけば良いのか?」
ということを勉強しているのです。

経済学なんていうと、
「とても難しいもの
なんていう風に思えますが、
簡単に言うと、
「どうすれば理容店の市場が拡大するのか?」
すなわち、
「どうすれば儲かるのか?」
ってことを考えていこうってことですね。

(この表現じゃあ、”ぶっちゃけ”すぎかな???)


そのお話の中で、
まず今の理容業に必要なのは、
”立ち位置”を明確にすること!」
なのだそうです。

つまり・・・

女性やおしゃれな人はおしゃれなヘアースタイルを求めて美容院へ、
カットに無頓着な人や安ければ良いと言う人は低料金店やカット専門店へ行くのに対し、
普通の理容店にはターゲットがないってこと ガーン∑(゚д゚;) 。


このターゲットを明確にすることが、
いわゆる市場における立ち位置となるわけですね。

おしゃれな人や女性が美容院、
お金や時間がない人は低料金店やカット専門店、
そうすると、おのずと理容店の立ち位置も限られてきますよね?

そうです大人の男性。社会人の方々ですよね。

(まぁ、当たり前って言えば当たり前なのですが。。。)

ですから
「フォーマルなカットなら理容店」
「リクルートカットなら理容店」

などのイメージを広く一般的に持ってもらえるようにしていくことこそが、
理容業界の市場拡大には必要だということです


例えば、「学生までは美容院を利用していた人も、
社会に出る時には必然的に理容店を利用するようになる」
こんな流れが”社会の常識”となれば、
理容業界も長期的に安定し、決して衰退していくことはないでしょう!
とのこと ぅん((-∀- )ぅん 。。。

まぁ、一般的にも、
どんな業種でもそれを使うターゲットに合わせた商品開発、販売戦略を行っている訳ですから、
われわれ理容業界も、自らの立ち位置を決めて、
それに合わせた戦略を行っていくことが重要なのだ!


・・・ということは、頭の中ではとても理解できますが・・・

赤ちゃん筆のカットから高齢者の出張カットまで、
若い世代の今風のヘアースタイルから昔ながらの角刈りまで、
縮毛矯正からパンチパーマまで、
女性のお顔剃りから育毛やヘアケアのアドバイスまで、
できることなら何でもできる”まちのとこやさん”を目指しているわたしには、
ちょっと耳が痛いお話ですねぇ。。。

それでも、ちゃんとした社会人だったら、
定期的に理容店で髪の毛を切るっていうことが当たり前だった時代もあった訳ですから、
やっぱりもう一度、原点回帰というか、
しっかりとその世代のお客様に好かれるような業界にならないといけないのでしょうね。



かなり壮大な話なのですが、
就職活動をしている学生さんや新社会人同士の会話の中で、

「えっ!? お前まだ美容院なんか行ってんのかよ?
 大人なんだから、ちゃんと”とこや”に行けよ!」


な~んて言われるような時代になるためには、
われわれが頑張るしかないってことなんですよね


だからこそ、こうやって色々と勉強しているんですけども、
それがなかなか売上げに結びつかないから、困ったもんだよなぁ。。。



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